それは荘厳な風景だった





使い古されて手垢のついたそんな言葉を

瞬時に磨ききる光景

死と再生のサイクル
そのスケールで具現されたら誰だって
否定も
ましてや鼻で笑うことなど出来ない言葉となる


それは私も見ていた

ほとんどリアルタイムで・・


・・そう、それだってそう
あんなことやこんなこともそう

あの方の、突出した頭脳と能力のたまもの



しかし

方向が逆だよ~

夜の裂け目はどっちなの~~っ


これじゃ
まるでウラノスの饌だ

それとも
アミに掛かった魚だ

どっちも同じだ


あぁ
最初の音が聴きたい・・


だって
ほんのひとコマにすぎないのでしょ

それさえも



2011年6月




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