クノッソス





遠い遠い すごく遠い昔

海は進み
大地は離れたころ

楽園にとどまらなかった人たちを見おくる私と

やがて時がきて
「我らは帰ってきた」

その中にいる私



古代ギリシャが生まれる以前の宮廷の女性たちは真珠を惜しげなく使っていて。

髪を耳の前に垂らす人々は神聖な壺に何を溜めているのか…。

蛇龍らしきケモノも確かにここにもいる。



耳の前に髪をたらす人々が連れてきたもの。

王宮にふさわしい壺。(後々は水口祭祀の小丸壺となる)

青銅じゃ歯の立たない鉄の剣。

当時のご当地セイタカアワダチソウ。

迷宮に閉じ込めたはずの獣人。(東の楽園で角のある人となって祀られるというオチがつく)

しかも、
三女神諸とも!


では あのラビュリントスはその後どうなったろうか。



2019年4月




これは地中海。


だけど激似な壺の時代があった場所にはずっとずっと後に、世界中の真珠シェアを欲しいままにした M真珠産業勃興。

そこは伊勢湾。

その肥沃な海に帰れと。
そこであれこれ繁栄しろと。
預言でもあったのか?
いやあったのだろう、十中八九。
確かにそこには深読みしたくなる痕跡がわんさかある。
うまく隠した形となって今もずっと。


髪を耳の前に垂らす髪型までひっくるめて。。



(第50話)【クノッソス宮殿と預言者イザヤと伊勢の土器】ELCAFLORAエルフロMitsukoのトキジク日記








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