非時艷蝶





永遠を想う時

儚さを感じますか?

それとも

果てなき自由に心躍りますか?



2017年3月




非時に艶めく蝶、トキジクノアデノチョウと申します。

不老不死、若返りの木の実としての非時香菓(トキジクノカグノコノミ)になぞらえました。

垂仁天皇が田道間守(たじまもり)にこの実を取ってくるよう求めましたが、願いは叶わず天皇は崩御されます。
翌年に田道間守は非時香菓を持って常世国から帰ってきましたが、
天皇がすでに崩御したことを聞き嘆き悲しんで天皇の陵で自殺したといいます。


常世の果実と常世の艶めく蝶。

永遠を思うとき、過去も未来も実はこの今の中にあることを刻みながら日々大切に艶めいて生きていたい、と思うのです。



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