ほとばしる





「この光景さえをも、美しいと感じる心が・・・***なのです。」

と、その方の目は
決して遠くを見つめて言った訳では無かったのだ

すぐそこにある、白骨化したもの達と
脇に芽生えた緑色

そのどちらをも
愛しまずにはいられない

ほとばしる

何かが、あったから



2010年12月




大峰山弥山
天河大辨財天社奥宮にて
宮司様と目の前の景色を眺めながら







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