アンフォラの夢
アンフォラは生まれた時から美味しいぶどう酒を飲んでいる
アンフォラがアンフォラとして生まれてからずっと
いつから?
もうずっと前
何千年も昔のことなんて忘れたわ
ここはまだすばらしい国ね
こんなに美味しいぶどう酒があるかぎりアンフォラはアンフォラでいられる
ここが何処なのか知ってるの?
知らない
でもひとつだけ知ってるわ
壷の中はとても居心地よくて美味しいものがいっぱい
でも
もうここから東はない
どうするの?
決まってるわ
此処を抜ければ又壷の中よ
アンフォラは今日も美味しいぶどう酒を飲む
2010年11月
ワインやオイル、穀物などを貯蔵運搬するための壺アンフォラは豊穣の象徴ですね☆
一般的には古代ギリシャやローマが起源かと思われます。
もちろんアンフォラという呼び名はきっとそうでしょう。
さて。
旧約聖書の頃にはすでにワインの容器は皮袋でしたので、アンフォラは相当に古い時代からあることになります。
最初に土を捏ねて壺を焼き葡萄酒を楽しんだ人はどなたなのでしょうね☆
「壺」が重要なのです。。
ククノチという名前の神さまは木の神なのだけど、それがそのまま地名になっている場所「久々野」にある堂之上遺跡。
葡萄酒は土器作らなきゃあり得ない飲み物だから、日本人のワイン歴って本当はかなりのものなのじゃないかと思うのです。
位山を仰ぎ観る最高の場所にククノチはあった(*´꒳`*)。
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