ヒカリ在り
豊穣の杜に光在り
幾歳経ても凝視する目と共に在り
音羽山観音寺参道の森は
音石光石十石と聖なる水の守護する地上の精奇城
2007年7月
精奇城(さごくしろ)を昇っていくかのような深い空間に満ち溢れた参道。
音羽山観音寺(かんのんじ)は、奈良県桜井市の音羽山の中腹標高600mに位置する融通念仏宗の寺院です。
里から離れた山中にある檀家を持たない寺で近世は廃寺寸前でしたが、1980年代末に後藤密榮(密栄)さんが住職として入り、
「宿坊体験」「精進料理」が楽しめるお寺となりました。
精進料理のお膳には眼病霊験の観音霊水を使用し、住職さんが1品ずつ真心を込めて手作りした山の幸・里の恵みが並びます。
境内の樹齢約600年の大銀杏は実と葉が一体になった非常に珍しい結実をするため「お葉つき銀杏」と呼ばれ、
奈良県の天然記念物に指定されており、毎年11月第4日曜日には「お葉つき銀杏まつり」(眼病封じぎんなん飯接待)が催されます。
参考文献
・Wikipedia「観音寺 (桜井市南音羽)」最終更新 2020/10/15 6:56
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