ヤマツミノムスメ





振り返ると踊ってた

いや

ストレッチしてた


そりゃ疲れもするわよねー
人使いあらいんだから お父上も


私から報告しておくわ

滞りなく すべて法則通りだってね

滞ってるのは
あと付けの妙な常識だけよ


貴女も昔
産屋に火を付けたクチだもんね



2012年11月




「木花咲耶比売」(コノハナノサクヤヒメ)は「大山津見神」(オオヤマツミノカミ)の娘で、
富士山本宮浅間大社の御祭神として、配下の日本国内約1300社の浅間神社に祀られています。


始めて「瓊瓊杵尊」(ニニギノミコト)が高千穂に降りた時に、この木花咲耶比売に出会いました。
木花咲耶比売は大変美しく瓊瓊杵尊は一目惚れし「そなたは何の神の娘ですか?」と聞き「山の神の娘です」と答えました。
それを聞いて瓊瓊杵尊が「そなたと結婚したい」とプロポーズし、「父に聞いてみます」と返事しました。

そして父である大山津見神にお伺いを立てた所、無事許可が下りて結婚することになりました。

木花咲耶比売は瓊瓊杵尊と結婚してすぐに身籠りましが、瓊瓊杵尊は「一夜ですぐに身籠るとはおかしい!」と言い、
その子は私の子ではなく国津神の子に違いないと言い放ちました。
それを聞いた木花咲耶比売も「何という失礼なことを!」と激しく反発しました。

そして出入り口の無い産屋を建てて中に引き籠り、そこに火を放ち、
「もし私の産む子供が国津神の子であるなら無事に産まれることなく焼け死ぬだろう」
「この子が貴方の子であるなら無事に産まれてくるであろう」
という驚愕の誓約(占い)を行いました。


そして無事に産まれたのが海幸・山幸でありここで山の神と海の神が統合したことになるのですが・・・、
絶世の美女神と憧れ崇められながらビックリするほど気の強い一面もあるのですね・・・(*_*;。



参考文献
・Wikipedia「大山祇神社」最終更新 2020/11/10 5:45
・Wikipedia「オオヤマツミ」最終更新 2019/12/5 22:28
・Wikipedia「コノハナノサクヤビメ」最終更新 2021/1/5 20:11








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