夜明けの訪問者





赤銅色のお坊様はまだ見知らぬ方でした

お持ちになった大きな薄桃色の宝珠は見事に割れて寿庵の庭を潤いつくし

私は心から安堵し感謝しました

目に見えぬ縁の糸は織なす綾のごとく・・・



2007年6月




ある夜明け

お目にかかったことの無い赤銅色の銅像様が夢に現れます

そして私の方を向き

ニタッ

と微笑まれます

そして銅像なのに軽快に飛び跳ね庭に降りられ

私を呼ばれます

追いかけていきますと私が当時住んでいた庭に降り立たれ

一抱えには納まらないようなとても大きい宝珠を出され

それを「パァァァァァン!!!」と割られました

そこから水が吹き上げ溢れ出し

庭が水浸しになるのです

見る見る潤っていく庭に深く安堵し

一体誰だったんだろう

どなたかも分からない銅像様に心から感謝し

夢は醒めていったのです



が!!!

ある時この銅像様がどなたなのか分かってしまったのです!

脳天大神様にお参りしました時の事、役行者様やお祀りされている神様を拝みながら歩いていますと、
何と二童子様の横にその銅像様が座っていらっしゃったのです!
夢で見た姿形、お顔立ち、完全にそのまんまのお姿で仰天しました!

☆★ 何という不思議な体験 ★☆

そんな事もあり、その後足しげく脳天大神様にお参りするようになりました。











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