狐忠信





こんな雪の日は
誰もこないから

白く舞う人を護る姿に戻るのね

あれからずっと
そうやって


こんな雪の日は・・・



2011年2月




狐忠信と刻まれた大きな石碑が祀られておりますのは吉野山の中心となっている金峯山寺
義経さんが兄である頼朝さんに認めてもらいたかったために懸命に戦い、見事源平合戦に勝利しました。
にもかかわらず頼朝さんに討伐されてしまうという歴史があります。

その義経さんに連れられて京都から吉野に落ち延びてきた静御前、その静御前についてきた狐が忠信さんなのです。

そして静御前を守っているかのような狐が、昭和の初期から中期ぐらいにかけて実際に色んな姿をしながら吉野山に出没していたらしいのです。

とある書によると、吉野山の銅の門の近くで誰かに化けてイタズラをしていたといいます。
義経さんの頃からずっと生きている狐なんですね。


勝手神社は静御前が吉野において最後に舞を舞った場所と言われています。







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